先日エアフロセンサーを交換したのですが、またもエンジンチェックランプが点灯してしまいました。。
たぶんO2だろうと思っているのですが、一応ダイアグモードで確認することにしました。
ODBIIのコネクタの4番と13番を短絡させ、イグニッションをオンにするとダイアナモードになります。
たぶんそのうちまた診断することになるだろうから短絡用のコネクタを作っとこう^ ^
すると…たくさんコードが表示されてお腹いっぱいになってしまいました。。
12、14、15、18、25、99が表示されており、調べてみるとそれぞれ
12(カムポジションセンサ系統)
14(イグナイタ系統)
15(イグナイタ系統)
18(VVTセンサ系統)
25(リーン異常)
だそうです。
99がなんなのかよくわかんないのですが、ヴェロッサだとイモビ異常らしいので多分考えなくてもても良さそう。
該当するであろうカムポジションセンサーとクランクポジションセンサーが替えてあるとは思えませんが、再度記録されるかどうか確認するためまずは消去。
エンジンルームのヒュース & リレーボックスを開けて、ETCSとEFIのヒューズを抜いて、イグニッションをオンにしたら放置プレイ。
前期はEFIを抜いて10秒らしいのですが、後期はETCSとEFIを抜いて15秒っぽいです。
ヒューズを戻したらイグニッションをオフにして再度オンに。
すると記録されたダイアグコードがないためエンジンチェックランプが早い点滅のままになります。
そしてしばらく走ると…でました‼︎エンジンチェックランプ‼︎
再度ダイアグコードの確認。
コードは消去前にも出ていた25なので、リーン異常です。
要するにO2センサーがダメっぽいです。
診断機ならどちらのバンクかまでわかるのですが、この簡易チェックだとここまでしかわかりません。。
がどっちにしても似たような位置にあるO2センサーですから、両方交換するのが無難でしょう。
ということで純正…ではなく社外のO2センサーを用意しました。
NTKのO2センサーです。
NTKはNGKスパークプラグでお馴染みの日本特殊陶業のブランドです。
中華製よりはお高くなりますが、純正よりはお安いですし、安心して使えるメーカーの方が良いと思います。
併せて工具も揃えました。
KTCのO2センサソケット・セット ATD5012。
左バンクはこのソケットの方が楽やろなとおもってこれにしてみました。
ストレートのO2センサーレンチ。
右バンクはこれが作業しやすそうと思って買ってみました。 サービスマニュアル記載のSSTもこんな感じの形してるし。
KOTOのO2センサータップ。
20年選手ともなるとネジ山は修正してやったいいだろうということで購入しました。転ばぬ先のアスワンツェツェバエです。
右バンクは潜ってから作業が必要なうえに絶妙に狭くてなかなかいい写真が撮れませんでした。。
赤丸がコネクタ、青丸あたりにO2センサーがいます。
O2センサーはストレートのO2センサーソケットでサクッと緩めることができたのですが、コネクターがまあ大変。
結局2つあった配線留めを両方壊してしまいました。。
O2センサー新旧比較。
さほど傷んではいなさそうな見た目。
ついでに左右バンクの比較。
違いは配線留めがあるかないかな違いな気がします。
新しいO2センサーには最初からスレッドコンパウンドが塗ってあります。
もし塗っていないO2センサーの場合は是非塗ってあげましょう。
とはいえもう一度したい作業ではないですが。
配線はタイラップ2本使って同じような感じで留めるようにしました。
これもなかなか大変でした。。
左バンク。
すでにコネクタが抜けていますが、こいつもなかなか厄介です。
ロングのドライバーを駆使してどうにな外しました。
配線留めも手が入らないので苦労します。
マイナスドライバーを打ち込んでこねくり回して外してあげました。
O2センサーを外すとっかかりはやっぱりストレートのO2センサーレンチが活躍しました。
右バンクも同じようにしたのですが、KOTOのO2センサータップで攫っています。
ねじ込んでいくとわかりますが、やっぱりネジ山は痛んでいます。
常時高温に晒されているんですからそりゃそうですよね。
新しいO2センサーを取り付けました。
コネクタはさほど苦労せずに取り付けることができましたが、配線留めが苦労しました。
狭くてうまいこと刺さってくれないんですよ。
あとはETCSのヒューズとEFI-MAINのリレーを抜いて15秒以上放置してECUのリセット、ETCSのヒューズとEFIのヒューズを抜いてキーをオンにしてから30秒以上放置してダイアグコードのリセットを行います。
で、エンジンをかけるとアイドリングが2000rpmくらいになるので落ち着くまで全裸待機🙄
落ち着いてから走行すればそのうち学習してくれる…はずです。