バスター&ラン

主にバイクや車のことを綴っています。

ラチェットハンドルのメンテナンス 続き

前回忘れらていたKTCのショートラチェットハンドルとバラすことのできなかったSnap-Onのベントハンドルラチェットをようやくメンテナンスすることにしました。

そのままではどうやっても抜けないので、釣具屋さんでこんなのを用意しました。

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錘用の鉛です。

これをソケットが刺さる部分に巻いてやります。

出来るだけ傷がつかないように二重に巻いてやりました。

この状態で万力でギッチギチに固定してやります。
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そして長年使っている首の曲がったゴムハンマーでガツンと一発!

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無事分割できました。
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パーツクリーナーと歯ブラシできれいにしてやります。

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切り替えのレバーの動きが悪かったので、、Zoilスプレーを吹いてやりました。

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汚れを落とすという意味ではCRCの方が良いのかもしれません。

Zoilスプレーを吹いたらレバーを何度も切り替えてやります。

動きが良くなったらパーツクリーナーで汚れたZoilを

落として、前回も使ったチェーンオイルを塗布して組み付け。

蓋を嵌めるときに気がついたのですが、錆びや汚れで固着しているのではなく、F723と違い嵌め合いがキツかったようです。

ついでに比べてみるとF723のほうが回転が軽いので、蓋と中身は交換した方がいいのかもしれません。

次はKTCのショートラチェットハンドル。

調べてみると型番はBRM20-100で、歯数60枚、送り角度は6°なのだそうです。

ネジではなくCリング的なもので止まっているので、非分解ということなのでしょうか?

ちょっとわかりにくいですが、赤丸の箇所にマイナスドライバーでも入れてこじってやれば簡単に外れます。

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バラすとこんな感じ。

他のラチェットハンドルと違って外側にギアがあります。
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この子は少し錆があったので、錆びた部分は柔らかめの真鍮ブラシで錆を落としてからオイルアップしてあげました。

最後にリングを嵌めるとかに少し苦労しましたが、無事完了。

これで全てのラチェットがオイルアップされました。